任天堂の携帯型ゲーム機、ニンテンドーDSの学習・脳トレソフトを紹介しています。

京都府八幡市立男山東中学校

DSを使った英単語学習の時間を設けた結果、英語の語彙数が4割増

京都府八幡市では反復学習による基礎学力向上を目指し、ゲーム機を「道具」として使う試みが実施され、2006年度の研究授業で生徒の語彙数が５カ月間で以前の４割前後増える効果が確認されたため、市教委は2007年度は対象を市立中２生全員に広げました。

中学英単語ターゲット1800DS

私立ノートルダム学院小学校（京都市左京区）

漢検と英検のＤＳソフト、私立小向け補助教材に

ノートルダム学院小学校ではオリジナルの教材や独自の音声指導法、そしてコンピュータを用いた先端的な授業など、特色ある英語教育を実践し高い成果をあげていましたが、ニンテンドーＤＳ用ソフト「英検ＤＳ ∼旺文社英検書シリーズ準拠∼」ＤＳ」）を、４年生の補助教材として導入し、さらなる英語学習成果の向上を目指しました。
この「英検ＤＳ」を活用した英語学習のモニターテストに参加している児童のうち、2008年６月実施の 2008 年度第１回「実用英語技能検定」の受験を志願した５年生 21 名が、「中学初級程度」の難易度と言われる５級に全員合格しました

「英検ＤＳ」

東京女子学園中学校

ニンテンドーＤＳやデジタル教科書を使った画期的なＬＬ授業

『楽しく英語を学ぶ』をモットーにしている東京女子学園。同校ではさまざまな独自の英語学習カリキュラムが整えられています。その中のひとつ「ＬＬ授業」の中でニンテンドーＤＳが使われています。授業の最後の６〜８分にニンテンドーＤＳ教科書準拠のソフトを使用。英単語の書き取りや穴埋め問題、整序問題などを、タイム・アタックの小テスト形式で実施しています。

NEW HORIZON English Course DS

大阪府立咲洲（さきしま）高校

府立高校初　ゲーム機を活用したE-ラーニング

府立咲洲高等学校は、普通科高校の教科科目以外に、学校独自の「農とくらし」「マリンスポーツ」「珠算」など多様な科目を設定した多部制単位制校。
生徒の興味・関心を喚起し、学びの意欲に結びつけるため、携帯ゲーム機でインターネット接続機能を活用したE-ラーニングの取り組みにチャレンジしています。ゲームは得意だが勉強はちょっと、といった生徒にとって、普段使い慣れているゲーム機がそのまま学習用端末になりゲーム感覚で学習できれば、無理なく学習に取り組め、成績アップにつながるのでは･･･というプロジェクト。
漢字や英語学習などの学習ソフトが普及している携帯ゲーム機ですが、既成ソフトをそのまま利用するのではなく、サーバーに置いた教員の手作り教材に生徒がアクセスして学習をすすめるという仕組みを構想しています。

手作りの「漢字テスト」や「社会科テスト」、漢字検定ソフト

大阪電気通信大学

「DS de イングリッシュ」プロジェクトの実践

DSソフト「えいご漬け」は、耳で聴いた英文を書き取るディクテーションに特化した教材。ディクテーションとは「耳で聴き取った英文を、完全に書き取ってはじめて次の問題に進める」学習方法。大阪電気通信大学では、2006年７月に講義科目「英会話１」にDS「えいご漬け」を導入して、受講する19名にDSを貸与したのを皮切りに、2006年9月には「英会話2（２クラス）」と「英語特別演習」の授業を履修する計４６名の学生に、DSによる英語教育のプロジェクトを実施。2006年12月、貸与期間約４ヶ月を経て全課程を修了した学生数は13名にのぼり、全体の約30％の学生が「えいご漬け」を修了し、10レベルある「英語力判定」でも飛躍的にレベルが上がった学生が続出しました。

えいご漬け

大阪府教育委員会

学力向上のために・・・「ニンテンドーＤＳ」を使った学習がスタート

大阪府教育委員会は「おおさか・まなび舎」事業実施校等を対象に、計算、漢字、英単語等の反復学習を行うことで、学習意欲を高め、基礎・基本を育成するため、携帯ゲーム機の教具・教材としての効果に関する調査研究をはじめました。 対象となる小学校10校、中学校10校に平成20年度3学期から平成22年まで、１校あたり任天堂DSを40台ずつ、また１台につき小学校2教科、中学校3教科のソフト付属貸し出します。 対象校となった大阪狭山市の市立南第三小学校では1時間目の授業が始まる前の15分間をDSでの漢字練習に充てています。

計算、漢字、英単語